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里地・里山だいはっけん
里地・里山について
里地・里山は、はるか昔から人と自然がいっしょにくらしてきた場所。
さまざまな動植物との出会いや、昔の生活体験など、
たくさんの感動とおどろきが待っているよ。
そのほんの一部を、このWebサイトで紹介しよう。
そこから先は、ぜひ里山に行って、発見してみよう。
里地・里山って、どういうところだろう
昔の人々は、森などがあったところを切り開いて田畑をつくり、食料を得てきました。また、生長が早くて、いろいろな用途に使える木を植えた「雑木林」をつくり、そこから炭の原木や、まき、生活に必要な材などを得て、生活を支えてきました。このように、農業により生活を支えてきた場所のことを里地・里山(さとち・さとやま)と呼びます。そのうち里地は田畑や民家があるところで、里山は田畑とつながっていて、まきや炭の原木などを得る山のことです。
里地・里山は人々が切り開いたり、木を植え替えたりした場所なので、”手つかずの自然”ではありません。ところが、水田やしっ地、ため池、草地、落葉広葉樹林などのさまざまな環境が生まれたため、それぞれの場所を好む生き物や植物が、たくさん生息できるようになりました。 人が手を加えて管理をしてきた場なのに、自然が豊かになった例は世界的にも珍しいので、「里山」をローマ字で表現した「SATOYAMA」は、世界でも使われる言葉になっています。
畦(あぜ)とり、畦(あぜ)塗り
和綿栽培
衣服などの基本的な材料になる綿(コットン)は、昔、日本各地でさいばいされていました。種類もさまざまで、長い年月をかけて、土地の気候や風土に合わせて品種改良されたものが育てられてきました。しかし安い外国...
藍染め(あいぞめ)
藍染め(あいぞめ)を知っていますか。アイという植物を使ってそめるもので、鎌倉(かまくら)時代にさいばいされたアイで衣をそめた記録が残っていると言われています。藍染めは、防虫作用やヘビをよける作用がある...
水車
流れる水の力で回る水車は、昔はモーターのような役わりをしていました。田んぼに水をあげたり、お米を脱穀(だっこく)したり、そば粉をひいたり、ねん糸機(糸をよりあわせる機械)を動かしたりと、さまざまなよう...