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里地・里山だいはっけん
里地・里山について
里地・里山は、はるか昔から人と自然がいっしょにくらしてきた場所。
さまざまな動植物との出会いや、昔の生活体験など、
たくさんの感動とおどろきが待っているよ。
そのほんの一部を、このWebサイトで紹介しよう。
そこから先は、ぜひ里山に行って、発見してみよう。
里地・里山って、どういうところだろう
昔の人々は、森などがあったところを切り開いて田畑をつくり、食料を得てきました。また、生長が早くて、いろいろな用途に使える木を植えた「雑木林」をつくり、そこから炭の原木や、まき、生活に必要な材などを得て、生活を支えてきました。このように、農業により生活を支えてきた場所のことを里地・里山(さとち・さとやま)と呼びます。そのうち里地は田畑や民家があるところで、里山は田畑とつながっていて、まきや炭の原木などを得る山のことです。
里地・里山は人々が切り開いたり、木を植え替えたりした場所なので、”手つかずの自然”ではありません。ところが、水田やしっ地、ため池、草地、落葉広葉樹林などのさまざまな環境が生まれたため、それぞれの場所を好む生き物や植物が、たくさん生息できるようになりました。 人が手を加えて管理をしてきた場なのに、自然が豊かになった例は世界的にも珍しいので、「里山」をローマ字で表現した「SATOYAMA」は、世界でも使われる言葉になっています。
火の見櫓(ひのみやぐら)
木造建築が主だった昔の日本では、火事が起こると大災害になりやすいため、早く火災を発見して火を消すことが大切でした。そのために作られたのが火の見櫓(ひのみやぐら)でした。地いきを見わたせる高さに組まれた...
漆喰壁(しっくいかべ)
漆喰(しっくい)は、石灰(せっかい)に海草のりやスサ(麻(あさ)のせんいや紙などを細かく切ったもの、または川すな)を混ぜたものです。防火性が高いので、土蔵(どぞう)などでよく使われました。また、しっ気...
いろり
いろりは、現代のリビングけん応接間のような部屋に設けられました。炊事(すいじ)、暖房(だんぼう)、照明、乾燥(かんそう)など、さまざまな機能を持っています。なべや鉄びん、かまなどを、高さが自由に調整で...
五右衛門風呂(ごえもんぶろ)
昭和30年代こせろまでいっぱん的だったのが五右衛門風呂(ごえもんぶろ)です。かまどを築いて鉄製のかまをのせたもので、まきなどを燃やしてお湯をわかしました。そのまま入るとやけどをするので、ふたのようにう...