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くらし
藍染め(あいぞめ)
藍染め(あいぞめ)を知っていますか。
アイという植物を使ってそめるもので、鎌倉(かまくら)時代にさいばいされたアイで衣をそめた記録が残っていると言われています。藍染めは、防虫作用やヘビをよける作用があるため、野良着などにも使われるようになり、しょ民の生活になくてはならないものになりました。
最もさかんになった江戸(えど)時代には、日本中の各村に一つは紺屋(こうや=藍染め屋)があったと言われています。
明治時代に日本をおとずれたイギリスのアトキンソンという科学者は、日本中が藍色であふれていることにおどろき、「ジャパンブルー」とよんだと言います。
明治時代の後期になると、化学的に合成された人造藍(インディゴ)の輸入が増えたため、伝統的な藍染めは下火になってしまいました。
藍染め
その1 藍がめの中で染料をつくり、かめの中に
その2 染めてすぐはこんな色をしています
その3 空気に触れると鮮やかな青になります。きれいな水で洗って干せば完成です。