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里地・里山だいはっけん
里地・里山について
里地・里山は、はるか昔から人と自然がいっしょにくらしてきた場所。
さまざまな動植物との出会いや、昔の生活体験など、
たくさんの感動とおどろきが待っているよ。
そのほんの一部を、このWebサイトで紹介しよう。
そこから先は、ぜひ里山に行って、発見してみよう。
里地・里山って、どういうところだろう
昔の人々は、森などがあったところを切り開いて田畑をつくり、食料を得てきました。また、生長が早くて、いろいろな用途に使える木を植えた「雑木林」をつくり、そこから炭の原木や、まき、生活に必要な材などを得て、生活を支えてきました。このように、農業により生活を支えてきた場所のことを里地・里山(さとち・さとやま)と呼びます。そのうち里地は田畑や民家があるところで、里山は田畑とつながっていて、まきや炭の原木などを得る山のことです。
里地・里山は人々が切り開いたり、木を植え替えたりした場所なので、”手つかずの自然”ではありません。ところが、水田やしっ地、ため池、草地、落葉広葉樹林などのさまざまな環境が生まれたため、それぞれの場所を好む生き物や植物が、たくさん生息できるようになりました。 人が手を加えて管理をしてきた場なのに、自然が豊かになった例は世界的にも珍しいので、「里山」をローマ字で表現した「SATOYAMA」は、世界でも使われる言葉になっています。
小落差発電
みなさんは写真のようなしせつを見たことはありませんか?しせつの正体は水力発電所です。 水が落下するときのエネルギーにより発電機を回して発電を行います。 水は自然界に存在するエネルギーであり、発電に燃料...
ソーラー発電
最近、ふきゅうが進んでいるのが、太陽電池を利用して、太陽のエネルギーを電気に変える太陽光発電(ソーラー発電ともよばれています)です。
太陽はいつまでも得られるエネルギーなので、かれる心配がありません...
里地・里山はエネルギーの生産基地
「里山の歴史」でもしようかいしたように、里山は長い間、エネルギーの生産基地として活やくしていました。
一時は化石燃料のふきゅうにより、その役目を終えかけましたが、いま、再びエネルギーが得られる場とし...
エネルギー問題
昔の人たちは、いつまでもまきや炭などの燃料が得られるよう、切っても再生する木を植え、雑木林をつくりました。雑木林の木によって、製塩や製鉄などの産業や、人々の生活が支られてきたのです。
ところが近代化...