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里地・里山だいはっけん
里地・里山について
里地・里山は、はるか昔から人と自然がいっしょにくらしてきた場所。
さまざまな動植物との出会いや、昔の生活体験など、
たくさんの感動とおどろきが待っているよ。
そのほんの一部を、このWebサイトで紹介しよう。
そこから先は、ぜひ里山に行って、発見してみよう。
里地・里山って、どういうところだろう
昔の人々は、森などがあったところを切り開いて田畑をつくり、食料を得てきました。また、生長が早くて、いろいろな用途に使える木を植えた「雑木林」をつくり、そこから炭の原木や、まき、生活に必要な材などを得て、生活を支えてきました。このように、農業により生活を支えてきた場所のことを里地・里山(さとち・さとやま)と呼びます。そのうち里地は田畑や民家があるところで、里山は田畑とつながっていて、まきや炭の原木などを得る山のことです。
里地・里山は人々が切り開いたり、木を植え替えたりした場所なので、”手つかずの自然”ではありません。ところが、水田やしっ地、ため池、草地、落葉広葉樹林などのさまざまな環境が生まれたため、それぞれの場所を好む生き物や植物が、たくさん生息できるようになりました。 人が手を加えて管理をしてきた場なのに、自然が豊かになった例は世界的にも珍しいので、「里山」をローマ字で表現した「SATOYAMA」は、世界でも使われる言葉になっています。
クヌギ
●木の特ちょう ブナの仲間。樹液(じゅうき)がカブトムシやクワガタムシの大好物です。コナラと同じように早く生長して15年?25年ほどで切れる大きさになり、木を切っても切りかぶから新しい芽が出てきます。...
ケヤキ
●木の特ちょう まっすぐにのびた幹がとちゅうから枝分かれし、おうぎのように広がっている木。早くまっすぐに成長するので、25mぐらいの高さになるものや、天然記念物に指定されている木がたくさんあります。●...
ヤマザクラ
●木の特ちょう 昔から日本の各地に自生し、愛されてきた桜です。町でよく見かけるソメイヨシノという桜は花が満開になった後で新しい葉が出てきますが、ヤマザクラは花といっしょに新しい葉が出てきます。●里地・...
クリ
●木の特ちょうブナの仲間で、梅雨のころにさく花は、あまくて生ぐさいような、独特なにおいがします。果じゅ園でさいばいされているほか、野生のものもあります。野生のクリは、シバグリやヤマグリとかよばれ、実が...