- HOME
- 里地・里山だいはっけん
里地・里山だいはっけん
里地・里山について
里地・里山は、はるか昔から人と自然がいっしょにくらしてきた場所。
さまざまな動植物との出会いや、昔の生活体験など、
たくさんの感動とおどろきが待っているよ。
そのほんの一部を、このWebサイトで紹介しよう。
そこから先は、ぜひ里山に行って、発見してみよう。
里地・里山って、どういうところだろう
昔の人々は、森などがあったところを切り開いて田畑をつくり、食料を得てきました。また、生長が早くて、いろいろな用途に使える木を植えた「雑木林」をつくり、そこから炭の原木や、まき、生活に必要な材などを得て、生活を支えてきました。このように、農業により生活を支えてきた場所のことを里地・里山(さとち・さとやま)と呼びます。そのうち里地は田畑や民家があるところで、里山は田畑とつながっていて、まきや炭の原木などを得る山のことです。
里地・里山は人々が切り開いたり、木を植え替えたりした場所なので、”手つかずの自然”ではありません。ところが、水田やしっ地、ため池、草地、落葉広葉樹林などのさまざまな環境が生まれたため、それぞれの場所を好む生き物や植物が、たくさん生息できるようになりました。 人が手を加えて管理をしてきた場なのに、自然が豊かになった例は世界的にも珍しいので、「里山」をローマ字で表現した「SATOYAMA」は、世界でも使われる言葉になっています。
ハナニラ
3月から4月に星形の花を開き、葉やくきをきずつけると、ニラのようなかおりがすることから「ハナニラ」とよばれています。アルゼンチン生まれで、明治時代のころに日本にやってきました。繁殖(はんしょく)力が強...
ハナダイコン
3月から5月にダイコンの花に似た花をさかせるので、ハナダイコンです。中国で生まれ、花を楽しむため、江戸(えど)時代に日本にやってきたと考えられています。やがて野生化し、戦後になってから田畑や河川の土手...
ホテイアオイ
池などの流れが少ない水面にうかんで育つ植物で、熱帯アメリカで生まれました。 夏から秋にさく青くて美しい花を楽しむため、明治時代に日本にやってきました。熱帯生まれなので寒さに弱く、冬はほとんどかれてしま...
ヒメオドリコソウ
よくホトケノザと同じところに生え、3月から5月にかけて花を開きます。 ヨーロッパで生まれ、日本には明治時代にやってきたと言われています。日本には昔からオドリコソウという花があり、その仲間なのに背丈も葉...