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植物
スギ
●木の特ちょう
日本だけで見られる針葉樹(しんようじゅ)。まっすぐにのび、高さ50 mになるものがありますが、幹が太くなる場合もあります。とても長生きすることでも有名で、屋久島の縄文杉(じょうもんすぎ)など、各地に古木があります。ヒノキと似ていますが、ヒノキよりもしめったな場所を好むので、ふつうはスギを山ぷくから谷間に、ヒノキを尾根(おね)に植えます。
●里地・里山で植えられているところ
材木を目的とする人工林として、少しおく深い山などに植えられます。
●材木の利用
まっすぐで良質な木材なので、建物の柱やゆか板、茶室やとこの間をかざるみがき丸太、とこ柱などに使われます。木の内皮は火縄銃(ひなわじゅう)の火縄、外皮は檜皮葺(ひわだぶき)の屋根などに利用しました。また、葉はかんそうして線こうに用いられました。
●木についての言い伝え
まっすぐな木、「直木」から名前が生まれたといわれています。
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