- HOME
- 里地・里山だいはっけん
里地・里山だいはっけん
里地・里山について
里地・里山は、はるか昔から人と自然がいっしょにくらしてきた場所。
さまざまな動植物との出会いや、昔の生活体験など、
たくさんの感動とおどろきが待っているよ。
そのほんの一部を、このWebサイトで紹介しよう。
そこから先は、ぜひ里山に行って、発見してみよう。
里地・里山って、どういうところだろう
昔の人々は、森などがあったところを切り開いて田畑をつくり、食料を得てきました。また、生長が早くて、いろいろな用途に使える木を植えた「雑木林」をつくり、そこから炭の原木や、まき、生活に必要な材などを得て、生活を支えてきました。このように、農業により生活を支えてきた場所のことを里地・里山(さとち・さとやま)と呼びます。そのうち里地は田畑や民家があるところで、里山は田畑とつながっていて、まきや炭の原木などを得る山のことです。
里地・里山は人々が切り開いたり、木を植え替えたりした場所なので、”手つかずの自然”ではありません。ところが、水田やしっ地、ため池、草地、落葉広葉樹林などのさまざまな環境が生まれたため、それぞれの場所を好む生き物や植物が、たくさん生息できるようになりました。 人が手を加えて管理をしてきた場なのに、自然が豊かになった例は世界的にも珍しいので、「里山」をローマ字で表現した「SATOYAMA」は、世界でも使われる言葉になっています。
コスモス
キクの仲間で、秋桜とも言います。メキシコの高原地帯で生まれ、日本には明治20年ごろにやってきたと言われています。日がよく当たり、水はけがいい場所ならやせた土地でも育つので、いろいろなところに植えられる...
カボチャ
エンドウマメ
畑で見かけたエンドウマメの花です。歴史は古く、古代オリエント地方や地中海地方で麦のさいばいが始まったころに、野生種からさいばいされるようになりました。日本には9世紀から10世紀ころに伝わってきたと考え...
オクラ
タチアオイの仲間で、夏の朝早くにハイビスカスに似たクリーム色の花をさかせ、昼ごろにはしぼんでしまいます。その後にできる実をわかいうちにつんだのがオクラです。エチオピア付近で生まれ、エジプトでは2000...