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里地・里山だいはっけん
里地・里山について
里地・里山は、はるか昔から人と自然がいっしょにくらしてきた場所。
さまざまな動植物との出会いや、昔の生活体験など、
たくさんの感動とおどろきが待っているよ。
そのほんの一部を、このWebサイトで紹介しよう。
そこから先は、ぜひ里山に行って、発見してみよう。
里地・里山って、どういうところだろう
昔の人々は、森などがあったところを切り開いて田畑をつくり、食料を得てきました。また、生長が早くて、いろいろな用途に使える木を植えた「雑木林」をつくり、そこから炭の原木や、まき、生活に必要な材などを得て、生活を支えてきました。このように、農業により生活を支えてきた場所のことを里地・里山(さとち・さとやま)と呼びます。そのうち里地は田畑や民家があるところで、里山は田畑とつながっていて、まきや炭の原木などを得る山のことです。
里地・里山は人々が切り開いたり、木を植え替えたりした場所なので、”手つかずの自然”ではありません。ところが、水田やしっ地、ため池、草地、落葉広葉樹林などのさまざまな環境が生まれたため、それぞれの場所を好む生き物や植物が、たくさん生息できるようになりました。 人が手を加えて管理をしてきた場なのに、自然が豊かになった例は世界的にも珍しいので、「里山」をローマ字で表現した「SATOYAMA」は、世界でも使われる言葉になっています。
ハンゲショウ
水辺を好み、最上部の数まいの葉が半分ぐらいまで白くなります。名前は葉が半分ほどけしょうをしたように白くなることから、こうよばれるようになった説、夏至(げし)から11日目の半夏生という季節に葉が白くなる...
ゲンゲ
レンゲやレンゲソウという名前の方がおなじみですね。4月から6月に紅紫(べにむらさき)色の花(クリーム色の場合もあります)をさかせます。化学肥料が広く使われるようになるまでは、田植え前にゲンゲを植え、そ...
ナズナ
春の七草の一つで、古くから親しまれてきた野草です。名前も「愛(め)でる草」を意味する「撫菜(なでな)」に由来する説、夏になるとかれてなくなるので、「夏無(なつな)」とよばれた説などがあります。花の下に...