池やぬまなど水辺に生え、夏にくきをのばして、ソーセージのような穂(ほ)をつけます。
花粉は「蒲黄(ほおう)」という薬になります。
江戸(えど)時代にきず薬として「ガマの油」を売る商売がありました。
ガマガエルの油のように言いながら売られましたが、その正体は植物のガマを使ったなんこうでした。
また、ウナギのかば焼きは、ウナギをくしにさしたすがたがガマの穂に似ているので、「蒲焼(かばやき)」とよばれるようになったと言われています。