昔の人たちは、いつまでもまきや炭などの燃料が得られるよう、切っても再生する木を植え、雑木林をつくりました。雑木林の木によって、製塩や製鉄などの産業や、人々の生活が支られてきたのです。 ところが近代化が進むのにあわせて、石油やガスなどの「化石燃料」を大量に使うようになりました。 化石燃料は地球が何億年もの時間をかけてたくわえてきた大切な資げんです。それを人類は数百年で取りつくそうとしているのです。そのため、エネルギー不足が大きな問題になっています。