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里地・里山だいはっけん
里地・里山について
里地・里山は、はるか昔から人と自然がいっしょにくらしてきた場所。
さまざまな動植物との出会いや、昔の生活体験など、
たくさんの感動とおどろきが待っているよ。
そのほんの一部を、このWebサイトで紹介しよう。
そこから先は、ぜひ里山に行って、発見してみよう。
里地・里山って、どういうところだろう
昔の人々は、森などがあったところを切り開いて田畑をつくり、食料を得てきました。また、生長が早くて、いろいろな用途に使える木を植えた「雑木林」をつくり、そこから炭の原木や、まき、生活に必要な材などを得て、生活を支えてきました。このように、農業により生活を支えてきた場所のことを里地・里山(さとち・さとやま)と呼びます。そのうち里地は田畑や民家があるところで、里山は田畑とつながっていて、まきや炭の原木などを得る山のことです。
里地・里山は人々が切り開いたり、木を植え替えたりした場所なので、”手つかずの自然”ではありません。ところが、水田やしっ地、ため池、草地、落葉広葉樹林などのさまざまな環境が生まれたため、それぞれの場所を好む生き物や植物が、たくさん生息できるようになりました。 人が手を加えて管理をしてきた場なのに、自然が豊かになった例は世界的にも珍しいので、「里山」をローマ字で表現した「SATOYAMA」は、世界でも使われる言葉になっています。
タカハヤ
川の上流に住むたん水魚で、長さは13センチほどです。主に本州の中部以西の太平洋側、福井県(ふくいけん)以西の日本海側、四国、九州、対馬、五島列島などで見られます。うろこが小さく、金粉をまぶしたような光...
ギンブナ
コイの仲間のたん水魚で、マブナともよばれています。 ふつうフナといえばギンブナとキンブナを指します。日本全国の池やぬま、川の下流など、流れがゆるやかな場所でくらしていて、体長が約25センチぐらいになる...
サワガニ
田んぼの用水路で、サワガニの赤ちゃんを見つけました。サワガニは名前の通りに水がきれいなさわや小川に多く住んでいるので、水のきれいさを知る指標(ものさし)になっています。昼間は石の下などにかくれ、夜にな...
タニシ類
タニシは田んぼや用水路、湖沼(こしょう)などの淡水(たんすい)に住むまき貝のことです。日本では主にナガタニシ、マルタニシ、オオタニシ、ヒメタニシが知られています。最近は農薬の使用により水質が汚染(おせ...