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里地・里山だいはっけん
里地・里山について
里地・里山は、はるか昔から人と自然がいっしょにくらしてきた場所。
さまざまな動植物との出会いや、昔の生活体験など、
たくさんの感動とおどろきが待っているよ。
そのほんの一部を、このWebサイトで紹介しよう。
そこから先は、ぜひ里山に行って、発見してみよう。
里地・里山って、どういうところだろう
昔の人々は、森などがあったところを切り開いて田畑をつくり、食料を得てきました。また、生長が早くて、いろいろな用途に使える木を植えた「雑木林」をつくり、そこから炭の原木や、まき、生活に必要な材などを得て、生活を支えてきました。このように、農業により生活を支えてきた場所のことを里地・里山(さとち・さとやま)と呼びます。そのうち里地は田畑や民家があるところで、里山は田畑とつながっていて、まきや炭の原木などを得る山のことです。
里地・里山は人々が切り開いたり、木を植え替えたりした場所なので、”手つかずの自然”ではありません。ところが、水田やしっ地、ため池、草地、落葉広葉樹林などのさまざまな環境が生まれたため、それぞれの場所を好む生き物や植物が、たくさん生息できるようになりました。 人が手を加えて管理をしてきた場なのに、自然が豊かになった例は世界的にも珍しいので、「里山」をローマ字で表現した「SATOYAMA」は、世界でも使われる言葉になっています。
スミレ類
道ばたや雑木林などで、春に花をさかせる小さな野草です。
さまざまな種類がありますが、花はラッパのような独特な形をしています。
花びらは5まいですが、下側の1まいだけが大きいのもスミレの特ちょうです...
ガクアジサイ
日本生まれのアジサイです。細かくて小さな花を、装飾(そうしょく)花という大きな花が絵画の額ぶちのように囲んでいるので、この名でよばれるようになりました。装飾花は受粉を助けてくれるこん虫をよび寄せるため...
セイヨウアジサイ
公園や田んぼのあぜ道などでよく見かけるアジサイです。江戸(えど)時代に医師として活やくしたオランダのシーボルトは、日本のガクアジサイがとても気に入り、西洋にしょうかいしました。やがて花のように見える「...
ヒガンバナ
お彼岸(ひがん)のころにさくので、「彼岸花」です。花がさくときには葉がなく、花がかれると葉が出てきて、秋と冬を過ごし、夏が近づくとすがたを消えてしまいます。そして、お彼岸のころにニョキニョキとくきをの...