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くらし
鎮守の森
鎮守(ちんじゅ)の森は、神社を囲む森林のことを指します。
古くから神様がいらっしゃる森として保護されてきたため、大きな木が林立しているところが多いのが特ちょうです。
また、その地いきの気候や環境にあった種類の木々が多く残っていると考えられています。
つまり、昔、その地いきがどんな森だったかのかを知る手がかりにもなるのです。
そのため天然記念物などに指定されているところもあります。
明治時代になると、大小さまざまな神社を合わせて、数を減らす神社合祀(じんじゃごうし)が行われたことにより、多くの神社がなくなり、鎮守の森もばっ採されました。
また、現代は神道(しんとう)に対する信こうがうすれたこともあって、道路改修や土地区画整理によりけずられたり、移転する例も増えています。
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