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歴史
弥生時代
もっと里山らしい形に近づいたきっかけが稲作(いなさく)の始まりでした。
イネのさいばいは、これまで弥生(やよい)時代に始まったとされてきましたが、最近の研究によると、縄文時代後期に陸稲(おかぼ=畑でさいばいするイネ)のさいばいが始まり、水田での稲作も縄文時代の晩期に始まったと考えられています。
古代の水田は、水が引きやすい谷間や、せん状地の上流部に開かれました。
なぜなら平地に田んぼをつくる場合は川から水を引く工事が必要ですが、当時は石や木で作った農具しかなく、開たくがむずかしかったのです。
いま、たな田と呼ばれている水田が当時のようすを伝えていると考えられています。