- HOME
- 里地・里山だいはっけん
- 環境問題
- 復活した棚田
環境問題
復活した棚田
稲作をしてきた人たちが、いち早く手放したのが棚田でした。棚田とは山の斜面に作られた、段々になった水田です。昔の人たちは食料を得るため、水が得やすい山の斜面を利用して、田んぼを作ってきたのです。ところが棚田での作業は大変です。上まで上るだけでも一苦労だし、大型の機械も入りません。しかもたくさんの数の水田があります。農家の人たちが「こんな大変なところでお米をつくるのはやめよう」と思っても、不思議ではありません。 でも、棚田はダムと同じように、水を蓄えて洪水や地滑りを防ぐ役目をします。また、斜面一面にイネが育つ風景は、とても美しいものです。そのため、ボランティアの人たちが中心になって、棚田を復活させた例が増えてきています。
写真をクリックすると大きくなるよ