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歴史
昭和時代(戦前〜戦後)
戦争の時代を迎え、関東地方の里山では木がどんどん切られ、造船や建築、坑木(こうぼく=鉱山などで、坑道(こうどう)がくずれないように支える木)、まきや炭などに使われました。
それでも足りず、お寺や神社の林や、防風林、おく深い山の林、ご料林の木さえも切られるようになりました。そして戦争が終わったころには、はげ山ばかりが目立つようになりました。それでも復興資材や燃料を得るために、木が切られ続けました。
そして、はげ山が水をためられなくなったので、各地で大水害が起こるようになってしまったのです。そこで国では大水害を防止するため、昭和25年から、国土の緑化を国民運動として展開することになりました。
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