日本全国の日当たりのいい野原や道ばたなどで育ちます。
キクの仲間で、夏には目立たない小さな花をさかせます。
独特なかおりがあり、昔間人は春につんだ新芽をおひたしやしる物の具、草もち、天ぷらなどにして食べました。
また、葉をかんそうさせて、うら側の綿毛を集めたものをモグサとよび、おきゅうに使われました。
名前は四方に根やくきをのばして育つので、「四方草(よもぎ)」から名付けられた説、良く燃えるので「善燃草(よもぎ)」とよばれた説などがあります。