イネの仲間で、日本全国の日当たりのいい野原に生えています。
夏から秋にかけてくきの先たんに十数本に分かれた花穂(はなほ)をつけます。
ススキは昔、農家の屋根をふく材料や、家ちくのえさに利用されました。
そのため集落の近くには「茅場(かやば)」とよぶススキの草原がありました。
別名で「尾花(おばな)」ともよばれますが、これは穂が動物のおのように見えるためです。