- HOME
- 里地・里山だいはっけん
里地・里山だいはっけん
里地・里山について
里地・里山は、はるか昔から人と自然がいっしょにくらしてきた場所。
さまざまな動植物との出会いや、昔の生活体験など、
たくさんの感動とおどろきが待っているよ。
そのほんの一部を、このWebサイトで紹介しよう。
そこから先は、ぜひ里山に行って、発見してみよう。
里地・里山って、どういうところだろう
昔の人々は、森などがあったところを切り開いて田畑をつくり、食料を得てきました。また、生長が早くて、いろいろな用途に使える木を植えた「雑木林」をつくり、そこから炭の原木や、まき、生活に必要な材などを得て、生活を支えてきました。このように、農業により生活を支えてきた場所のことを里地・里山(さとち・さとやま)と呼びます。そのうち里地は田畑や民家があるところで、里山は田畑とつながっていて、まきや炭の原木などを得る山のことです。
里地・里山は人々が切り開いたり、木を植え替えたりした場所なので、”手つかずの自然”ではありません。ところが、水田やしっ地、ため池、草地、落葉広葉樹林などのさまざまな環境が生まれたため、それぞれの場所を好む生き物や植物が、たくさん生息できるようになりました。 人が手を加えて管理をしてきた場なのに、自然が豊かになった例は世界的にも珍しいので、「里山」をローマ字で表現した「SATOYAMA」は、世界でも使われる言葉になっています。
キビタキ
夏にほぼ日本全国の丘陵(きゅうりょう)から山地にある、葉のしげった樹林(じゅりん)ではんしょくします。オスは上面が黒で下面が黄色く、目の上あたりに黄色のもようが入っています。とても目立つ色ですが、落葉...
シュレーゲルアオガエル
平地から標高1600mほどの高地で生息しています。平地と低い山地では水田で、高地では湿原(しつげん)で多く見かけます。大きさや色がアマガエルと似ているほか、モリアオガエルとも、とてもよく似ています。...
タガメ
日本で最も大きい水生こん虫で、体長が60から65ミリぐらいになります。水田や水草がたくさんある、水の流れが少ないところに住んでいますが、農薬が使われるようになったり、護岸などの環境が破かいされたことに...
オオムラサキ
オオムラサキは国のチョウに指定されています。オスのほうがきれいな色をしていて、あざやかな青むらさき色です。
よう虫はエノキの葉に産み付けられたたまごから8月ぐらいにふ化して、エノキの葉を食べて成長し...