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里地・里山だいはっけん
里地・里山について
里地・里山は、はるか昔から人と自然がいっしょにくらしてきた場所。
さまざまな動植物との出会いや、昔の生活体験など、
たくさんの感動とおどろきが待っているよ。
そのほんの一部を、このWebサイトで紹介しよう。
そこから先は、ぜひ里山に行って、発見してみよう。
里地・里山って、どういうところだろう
昔の人々は、森などがあったところを切り開いて田畑をつくり、食料を得てきました。また、生長が早くて、いろいろな用途に使える木を植えた「雑木林」をつくり、そこから炭の原木や、まき、生活に必要な材などを得て、生活を支えてきました。このように、農業により生活を支えてきた場所のことを里地・里山(さとち・さとやま)と呼びます。そのうち里地は田畑や民家があるところで、里山は田畑とつながっていて、まきや炭の原木などを得る山のことです。
里地・里山は人々が切り開いたり、木を植え替えたりした場所なので、”手つかずの自然”ではありません。ところが、水田やしっ地、ため池、草地、落葉広葉樹林などのさまざまな環境が生まれたため、それぞれの場所を好む生き物や植物が、たくさん生息できるようになりました。 人が手を加えて管理をしてきた場なのに、自然が豊かになった例は世界的にも珍しいので、「里山」をローマ字で表現した「SATOYAMA」は、世界でも使われる言葉になっています。
ツグミ
10月ごろにシベリアから大群で渡ってきて、日本で冬を過ごす冬鳥です。日本に到着したらバラバラになって田畑や低い山の林で暮らし、3月なかばごろになると群れになって北へ帰ります。名前は冬にやってきたときに...
ショウジョウトンボ
全身が真っ赤なトンボです。中国の伝説上の動物、猩猩(しょうじょう)から、または日本に古くから伝わる猩々緋(しょうじょうひ)という色から名付けられたと言われています。平地の池や水田、小さな川などで暮らし...
ナツアカネ
ハグロトンボ
細長くて黒いはねを持ったトンボです。オスの胴体は金緑色で、メスは全身が黒く見えます。河川の岸辺で多く見かけますが、水生植物が生えるゆるい流れを好みます。チョウのようにひらひらと舞うように羽ばたくのが特...