10月ごろにシベリアから大群で渡ってきて、日本で冬を過ごす冬鳥です。日本に到着したらバラバラになって田畑や低い山の林で暮らし、3月なかばごろになると群れになって北へ帰ります。名前は冬にやってきたときに聞こえた鳴き声が、夏になると聞こえなくなることから名付けられたと言われています。つまり、夏は日本にいないのに、「夏になると口をつぐんでいる」と考えられたため、ツグミと呼ばれるようになったそうです。