道ばたなどいたる所に生え、7月から9月ごろに花をさかせます。
古くから愛されてきた花で、日本で一番古い歌集『万葉集』にも、「月草」という名前で登場しています。
名前はこのツキクサが変化してツユクサとよばれるようになった説、朝に花がさいて昼にはしぼむので、朝つゆを連想して「つゆ草」となった説などがあります。
花の青い色素は、着いてもすぐに色あせるので、昔はそめ物の下絵をかく絵の具として用いられました。