94回 家庭菜園(かていさいえん)
家庭菜園(かていさいえん)
最近(さいきん)、社会問題になっている食品廃棄物(しょくひんはいきぶつ)の横流し事件(じけん)。その原因(げんいん)のひとつには日本全体の食品廃棄物がものすごい量(りょう)、毎年、出ていることがあげられると思います。
国内に輸入(ゆにゅう)される食品の量は5,800万トン。それに対して食品廃棄物は約(やく)1,700万トンもすてられているんですね。
地道ですが家庭菜園をやったり、市民農園(しみんのうえん)を借(か)りたり、放棄(ほうき)されている畑を復活(ふっかつ)させたりすることにより、食べる分をその日にとることで廃棄物の量がへりますし、残飯(ざんぱん)を畑にたい肥(ひ)化してもどすことでさらに廃棄物の量がへります。
そして日本の食料自給率(しょくりょうじきゅうりつ)は約40%と先進国の中では最低(さいてい)クラス。
国内で食料を作ることが活発になれば、おのずと自給率も上がり、食料の輸入先が干ばつ等で食料が作れなくなったさいの安全策(あんぜんさく)にもなると思います。
<参考サイト>
つやまあきひこ<環境漫画家&イラストレ~タ~>
広島県出身、現在は千葉県在住。
小学生の頃から漫画を描き始め、大学生時代に少年漫画誌の漫画賞を受賞するが、描きたいテーマが見つからず、いったん就職。
ダイオキシン対策の仕事に関わったことがきっかけで、地球環境問題に興味を持ち始める。
2000年10月に環境漫画家&イラストレ~タ~として独立。小学生のみんなの縁の下の力持ちになってあげるような環境漫画を志向しながら活動中。
つやまあきひこHP「21世紀絵コロジ~」 http://www.21eco.net/