国によって、じょうしきがちがうということ

この４コママンガは１９９４年早春にボクが実際（じっさい）にニュージーランドに行ったとき、ガイドさんに質問（しつもん）してこう言われて、強烈（きょうれつ）に心に響（ひび）いた思い出を元に描（えが）きました。 ニュージーランドは地球の南半球、オーストラリアのそばにある日本より少し小さな国です。ヒツジが人間の数より多い国というので有名ですね。 “ぐうの音（ね）も出ない”とは、何も言い返すことができないといった意味です。 「ああ、日本では自販機（じはんき）がいっぱいおいてあるのは当たり前だけど、国がちがえば、じょうしきがちがうんだ」と心にショックを受けたものでした。 ＊はんざいが多いから自販機がおけないといったべつの理由もあるらしいですが。 このお話は１９９４年当時のボクの体験談（たいけんだん）ですので、その後、今、どうなったかまでは知らないです。 以前（いぜん）、ボクとマンガ原作者のラデック・鯨井（くじらい）さんと学研で一緒（いっしょ）に描いた環境マンガでは、タイという国ではカブトムシを食べる習慣（しゅうかん）があり、そのことに日本人はおどろき、ぎゃくにタイの人はナマコを食べる日本人におどろく、といったものを描きました。 よかったら、こちらでそのマンガを見ることが出来ますので見てみて下さいね。 ↓ http://www.21eco.net/M5-1.html